RTX1300でIPoE+v4overv6を処理しつつ、NVR510にひかり電話を任せる手順

環境

・フレッツ光ネクスト+ひかり電話契約(DHCPv6-PDで/56降ってくる環境)

・フレッツ光クロス+ひかり電話契約

機材について

・RTX1300 とNVR510 でやった

・要点わかれば多分他の機材でもいける

なにすればつながるの

・ONU直下にIPoE受けるルータとひかり電話受けるルータが並べばいい

・IPoE受けるルータはv6しか扱わない

・ひかり電話受けるルータはv4しか扱わない

ひかり電話って？

・ONU直下でDHCPクライアントとして動かすと、ひかり電話接続用の/30のIPv4アドレスとSIP関連の情報が降ってくる

・光ネクストでも光クロスでもDHCP(v4)でIPv4アドレスもらえた

どんなふうにつなぐ？

汎用的なつなぎ方

頑張って一本化するつなぎ方

なにすればいいの？(ハブ挟む場合)

RTX1300(IPoE終端ルータのセットアップ)

・LAN2をWANとしてセットアップします

・かんたん設定のプロバイダ設定を使って、よしなに設定終わらせます

・おもむろに下記を投入します

no ip lan2 address dhcp

・これでIPoEで接続しつつ、v4のアドレスは受け取らない状態になります

NVR510

・なんかこんな感じのconfig入れます

・最低限ひかり電話使うために必要な部分しか書いてないので、適宜LAN1にIP振ったりしてください

・重要なポイントは、ipv6から始まる行が一切存在しない状態になっている事です

・通常通りひかり電話のセットアップした後に、ipv6の行に片っ端からnoつけても多分行けます

ip lan2 address dhcp
ngn type lan2 ntt
dhcp client release linkdown on
analog arrive number display 1 on
analog sip call display name 1 【電話番号】
analog sip arrive myaddress 1 1 sip:【電話番号】@ntt-west.ne.jp #西日本の場合 東の場合は多分ntt-east
analog arrive number display 2 on
analog supplementary-service pseudo call-waiting
analog extension emergency-call-dial type normal-number
analog extension dial prefix sip prefix="9#"
analog extension dial prefix routing route-table=1 ngn lan2
analog extension dial prefix port=1 routing route-table=1 ngn lan2
analog extension dial prefix port=2 routing route-table=1 ngn lan2
analog call route-table 1 1
analog call route 1 * * ngn lan2 * line
sip use on
sip codec permit lan2 g711u

RTX1300の配下にVoIPルータ置きたい

・こうする(LAN3切ってるのはどうでもいいです)

・LAN2をWANとは別に追加で1ポートもたせる事が要点

・で、こう

・9番にONU、7番にNVR510のWAN、5番にNVR510のLAN、10番は宅内LAN側へ接続

・この配線で、宅内NW側からNVR510へのアクセス(5番ポート経由)と、ONU側からNVR510へのアクセス(9番を通ってブリッジ経由で7番からNVR510)ができる

・後はハブ挟む場合と同じ設定でOK